16日午前8時40分ごろ、江戸川区船堀の都営新宿線船堀駅前の公衆トイレで、手洗い用の液体せっけんを使った男性から「手がピリピリする」と区に連絡があった。担当者が、液体せっけんが入るポンプ容器の形状が、区が設置したものと違うことを確認。連絡を受けた警視庁葛西署が中身を確認したところ、強酸性の液体と判明した。
同署は何者かが容器ごとすり替えた可能性があるとみて傷害容疑などを視野に調べるとともに、液体の詳しい鑑定を進めている。
区は、現場以外の11カ所の公衆トイレにある容器の回収を開始。利用時にはせっけんを使わないように呼びかけている。
これまでのところ、男性以外に被害の連絡はないという。