県境またぐ移動全面解禁「新たな日常」へ 接触確認アプリ運用開始

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運用が始まった「接触確認アプリ」の画面=19日午後、東京都港区

運用が始まった「接触確認アプリ」の画面=19日午後、東京都港区

 政府は19日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う都道府県境をまたぐ移動を全国で解禁した。接待を伴う飲食店に対する休業要請も解除された一方、感染者と濃厚接触した可能性がある場合、スマートフォンに通知が届く「接触確認アプリ」の運用が始まった。感染の第2波、第3波への備えを取りつつ、日本社会はまた一歩、「新たな日常」へと動き出した。

 菅義偉官房長官は19日の記者会見で「感染リスクをゼロにすることはできない。新しい生活様式の定着を図ることで、段階的に社会経済活動のレベルを引き上げていく」と述べた。

 これまでも一部では府県境をまたぐ移動が認められていたが、5月25日に緊急事態宣言が解除された東京、埼玉、千葉、神奈川、北海道の5都道県を含めて移動が解禁された。このほか、プロスポーツも無観客の試合が認められ、参加人数が1千人以下であればイベントも開催が認められる。

 東京都は19日、新型コロナ対策で接待を伴う飲食店やライブハウスを対象に出していた休業要請を解除した。飲食店への営業時間短縮の要請も18日で終わり、イベントの人数制限を除いて休業要請は全面的に解除された。

 都は休業要請を3段階で緩和する「ロードマップ」(行程表)に基づいて12日に「ステップ3」(第3段階)に移行する一方、ライブハウスなどの要請解除のタイミングを19日に設定していた。19日には事業者向けの感染拡大防止ガイドブックを公開した。

 接触確認アプリに関し、政府は国民の6割超への普及を目指す。利用者同士が15分以上、1メートル以内の距離にいれば、互いのスマートフォンなどに記録が残る。アプリ利用者が感染すれば、過去に接触した利用者に通知される仕組み。

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