爆発事故で2人不起訴 山形のバイオマス発電施設

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 山形県上山市のバイオマス発電施設で昨年2月、試運転中に爆発事故を起こし近くの住民にけがを負わせたとして、業務上過失傷害容疑で書類送検された指揮監督の男性会社員(63)と発電機を運転していた男性会社員(38)を、山形地検は19日、不起訴処分とした。

 地検によると、被害者のけがが軽く、会社側が再発防止策を講じていることなどを考慮したという。2人は、上山市の発電運営会社「山形バイオマスエネルギー」から設計、施工を請け負った会社の社員。

 男性らは昨年2月6日、上山市金谷のプラントで水素爆発を起こし、約130メートル吹き飛んだ金属製のふた(直径3メートル、約500キロ)の衝撃を受けた木材で、女性の頭に3日間の擦り傷を負わせたとして、県警が今月1日に書類送検していた。

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