横浜の路線バス死傷事故 被告の元運転手に禁錮3年、執行猶予5年

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相模原殺傷事件で、植松聖被告の判決公判が開かれた横浜地裁前に集まった報道陣や関係者ら=16日、横浜市中区(松本健吾撮影)

相模原殺傷事件で、植松聖被告の判決公判が開かれた横浜地裁前に集まった報道陣や関係者ら=16日、横浜市中区(松本健吾撮影)

 横浜市の国道で平成30年10月、路線バスが乗用車に追突し、乗客の高校生らが死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われたバスの元運転手、平敬文被告(51)の判決公判が19日、横浜地裁(橋本健裁判官)で開かれ、禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮4年)を言い渡した。

 橋本裁判官は判決理由で、平被告は過去に視界がぼやけるなどの症状を感じた後に意識を失うことが複数回あり、事故直前も同様の症状を自覚した際に「運転を継続すれば意識喪失状態になり、事故を起こして乗客を死傷する結果は予見できた」と指摘。バスを的確に停車させれば、事故は十分に回避できたものであって、「被告人の過失の程度は大きく、結果も極めて重大だ」とした。

 判決などによると、平被告は平成30年10月28日夜、横浜市西区桜木町の国道16号で意識喪失状態に陥り、赤信号で停止していた乗用車に追突。乗客で当時16歳の高校生、秋場璃雄(りお)さんを死亡させ、他の乗客4人に重軽傷を負わせたとしている。

 秋場さんの母親は「判決に関して、殺人にも等しい交通犯罪の刑罰は軽すぎると感じました。私のように、交通犯罪で大切な人を奪われ、悲しむ人がひとりでも少なくなる世の中を切望します」とのコメントを発表した。

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