河井前法相、一部現金配布認める スマホGPS活用し日時特定 公選法違反事件

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前法相で衆院議員、河井克行容疑者(春名中撮影)

前法相で衆院議員、河井克行容疑者(春名中撮影)

 昨年7月の参院選広島選挙区をめぐり、地元議員らに多額の現金を配ったとして前法相で衆院議員、河井克行容疑者(57)=広島3区=と、妻で参院議員、案里容疑者(46)=広島選挙区=が東京地検特捜部に逮捕された公選法違反事件で、克行容疑者が特捜部の調べに対し、現金配布を一部認める供述をしていることが22日、関係者への取材で分かった。一方、買収の意図はなかったとして容疑を否認しているという。

 また、特捜部など検察当局が夫妻のスマートフォンを押収し、衛星利用測位システム(GPS)機能による位置情報を解析して、現金配布先と日時の特定を進めていたことも、関係者への取材で判明した。

 夫妻は昨年3~8月、参院選で案里容疑者の票の取りまとめを依頼するなどし、報酬として計約2570万円を地元議員や後援会関係者ら94人に渡した疑いが持たれている。

 関係者によると、検察は今年1月、夫妻の自宅や事務所などの家宅捜索で、現金配布先を記した複数のリストを押収。夫妻が地元議員らといつ面会したのかが分かる参院選前後の日程表も、捜査に協力的な元秘書らから入手した。

 リストに名前のあった地元議員らにスマホの任意提出を求め、今年3月には夫妻のスマホも押収した。検察は、リストの情報と克行容疑者らのスマホの位置情報を突き合わせ、現金配布の日時や場所などを特定。地元議員らに対する任意聴取で、現金授受があったかどうかや、克行容疑者らとのやりとりを確認した。

 聴取を受けた元広島県議によると、担当検事は克行容疑者が自宅を訪れた日付や滞在時間を把握していたという。

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