警察庁の偽サイト確認 口座番号入力画面に誘導


 警察庁は27日、同庁のホームページの偽サイトを確認したと発表した。金融機関の口座番号など個人情報を不正取得される可能性があり、アクセスしないよう注意を呼び掛けている。

 警察庁によると、確認は26日深夜。アクセスすると、「不正送金による犯罪被害が急増しています。不正防止措置の認証確認を行っています」と表示され、金融機関の口座情報やパスワードなどを入力する画面に誘導されるという。

 正規のアドレスは「https://www.npa.go.jp」だが、偽サイトのドメインは「.com」となっている。

 同庁は「警察庁のウェブサイトから金融機関の口座情報などを入力させる画面に誘導することはない」としている。

 今年に入り、首相官邸や国立国会図書館、神戸市、愛媛新聞社など公的機関や企業の偽サイトが多数確認されている。



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