妊娠中絶の大幅規制を認めず 米最高裁、州法に無効判断


 米連邦最高裁は29日、人工妊娠中絶を大幅に規制する南部ルイジアナ州法を認めず無効とする判断を出した。米国では1973年の最高裁判決で人工妊娠中絶が合憲とされたが、その後も米世論は中絶の権利を巡って二分しており、判断が注目されていた。

 トランプ大統領は就任以降、保守派の最高裁判事2人を指名し、判事9人のうち保守派が5人と優勢となった。だが保守派のロバーツ長官がリベラル派4人と共にルイジアナ州法を無効とする判断に回り、トランプ氏が支持する中絶反対派の主張が退けられた。

 ルイジアナ州法は中絶手術を実施する医療機関の医師に対し、手術で問題が生じた場合、患者を引き受けてもらう協定を周辺約48キロ内の病院と結ぶことを条件に課した。しかし保守的な地域では拒否する病院が多く、州内で条件を満たす医師は1~2人にしかならないとされる。最高裁は昨年2月、州法の施行を差し止める判断を下していた。(共同)



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