国会議員の所得2427万円、4年ぶり減 令和元年資産公開

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国会議事堂=東京都千代田区(本社チャーターヘリから、川口良介撮影)

国会議事堂=東京都千代田区(本社チャーターヘリから、川口良介撮影)

 衆参両院は30日、国会議員の令和元年分の所得に関する報告書を公開した。対象は653人。1人当たりの平均所得は2427万円で、前回平成30年分の公開時より230万円減った。減少は4年ぶり。首位は、前回2位だった自民党の元栄太一郎参院議員で8億4502万円。1億円超は3人で、いずれも自民党だった。5千万円超は10人だった。

 前回17億円超の所得で平均を押し上げた鳩山二郎自民党衆院議員が2千万円台になった結果、1人当たりの平均所得は28、29年分(ともに2412万円)と同水準に戻った形だ。

 元栄氏の所得は、株式売却による7億7893万円が大部分を占めた。2位は逢沢一郎自民党衆院議員(前回3位)の1億1170万円、3位は中西健治自民党参院議員(前回5位)の1億797万円で、上位には常連が並んだ。

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