【シネマプレビュー】「イップ・マン 完結」


 伝説のカンフースター、故ブルース・リーが生涯で唯一、師匠と呼んだ香港の武術家、イップ・マン(ドニー・イェン)を描いたアクション映画のシリーズ第4作にして最終章。第1作から11年を経て、ついに終止符が打たれる。

 1964年、米サンフランシスコに渡ったイップ・マンはリーとの再会や太極拳の達人との対立などを経て、同胞たちが偏見や差別に苦しんでいる現実を知る。そして、中国武術を蔑視する白人至上主義者の米海兵隊軍曹との最後の激闘へと臨む。

 格闘シーンだけでなく、イップ・マンの人間味もあふれる作品。

 3日から東京・新宿武蔵野館、大阪・シネマート心斎橋などで全国順次公開。1時間45分。(啓)

★★★☆

 (★5傑作 4見応え十分 3楽しめる 2惜しい 1がっかり ☆は半分)



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