「まんがタイムきらら展 in 新潟」きょう開幕





90作品の描き下ろし漫画とイラストなどを展示する「まんがタイムきらら展 in 新潟」の会場=新潟市中央区の「新潟市マンガ・アニメ情報館」

 4コマ漫画誌「まんがタイムきらら」の魅力やこれまでの歩みを紹介する展覧会「まんがタイムきらら展 in 新潟」(同展実行委員会主催)が4日から、新潟市中央区の「新潟市マンガ・アニメ情報館」で開催される。会場には、展覧会用描き下ろし漫画やイラスト、歴代の雑誌を納めた本棚などが展示され、同誌が歩んできた歴史と作品の魅力を感じることができる。10月4日まで。

 同展は、平成30年11月に東京都で、昨年10月に大阪府で開催され、約4万人を動員。今回の新潟展は3会場目となる。

 15年に独立創刊した同誌は、かわいい女の子たちの日常や夢に向かって頑張る姿など、誰もが共感できる作品を掲載し、「ひだまりスケッチ」「けいおん!」「ゆるキャン△」「ご注文はうさぎですか?」など多くの人気作を生み出している。

 同展では、新潟展が初展示となる4作品を含む計90作品の展覧会用描き下ろし漫画とイラストに加え、オリジナルアニメやゲームの設定画などを展示。「まんがタイムきらら」と掲載作品の魅力を、漫画やイラスト、アニメ、ゲームなどさまざまな角度から紹介する。

 8月9日と9月21日には作家によるサイン会が開かれ、参加応募をメールやファクスなどで受け付ける予定。

 同館の小池利春統括館長は「『まんがタイムきらら』はかわいい少女たちのきらきらした日常を描いた作品群を世に送り出し、日本の漫画文化で新たなジャンルを開拓してきた。今は友人とも距離を取ることを求められるご時世だが、彼女たちのかわいさだけではなく、人が集い、たわむれに満ちた日常のすばらしさを感じてもらえたら」と来場を呼びかけた。

 当日券は一般1200円、中高生900円、小学生700円、土日祝日は小中学生無料。問い合わせは同館(025・240・4311)。



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