米、新規感染者5万7000人 最多更新…連休入りに警戒

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ソーシャルディスタンスを保ち、アップルの入店を待つ客たち=6月17日、米ニューヨーク(ロイター)
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ソーシャルディスタンスを保ち、アップルの入店を待つ客たち=6月17日、米ニューヨーク(ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、米国で3日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者が約5万7500人となり、1日あたりの最多記録を更新した。新規感染者が5万人を超えるのは3日連続となった。

 米国は4日の独立記念日を前に3日から3連休に入っており、各地で行事の規模を縮小したり、中止したりする動きが相次いでいる。東部ニューヨーク市では、見物客の密集を避けるため、独立記念日を祝う恒例の花火を、数日にわたって1回5分ずつ場所を変えて実施している。

 米国で最初の感染ピークが訪れた4月には東部ニューヨーク州など一部の状況が深刻だったが、今回は経済活動の再開を急いだ南部や西部の州を中心に広範囲で感染者が急増している。

 同紙の集計では40州近くで感染拡大のペースが加速しており、南部テキサス州などでは病床も急速に埋まりつつある。南部フロリダ州では3日、約9500人の新規感染が確認され、同州の主要都市マイアミを含むマイアミデード郡で夜間外出禁止令が出された。感染再拡大を受け経済再開を見直す州が広がっている。

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