トランプ氏「米国の歴史、左派から守る」 花火大会で演説

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トランプ米大統領はリンカーンなど歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれた景勝地で、7月4日の独立記念日を祝う花火大会に参加した=3日夜、中西部サウスダコタ州のラシュモア山(ロイター)
トランプ米大統領はリンカーンなど歴代大統領4人の顔が山肌に刻まれた景勝地で、7月4日の独立記念日を祝う花火大会に参加した=3日夜、中西部サウスダコタ州のラシュモア山(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は3日夜、リンカーンなど歴代大統領4人の顔の彫刻が山肌に施された中西部サウスダコタ州のラシュモア山国立公園で開かれた、4日の独立記念日を祝う花火大会で演説した。

 トランプ氏は、白人警官による黒人暴行死事件を受けた抗議デモと暴動が、奴隷制を支持したという理由で初代大統領ワシントンなどの歴史的人物の銅像や記念碑を破壊する行為に発展していることに関し「これは米国独立革命の抹殺を狙った左翼勢力による文化革命だ」と非難した。

 トランプ氏はその上で、米国の歴史上の偉人を顕彰するため、「米国の英雄たちの銅像を多数配した国立庭園を建設する」と表明し、そのための大統領令を発令したと発表した。

 トランプ氏の演説は、11月の大統領選の争点に「左翼の歴史修正主義との戦い」を掲げ、米国民の愛国心に訴えて支持固めを目指す狙いもあるもようだ。

 ラシュモア山を聖地としてきた先住民の一部は彫刻の破壊と山の返還を求めていることから、民主党はトランプ氏の同山訪問を「白人至上主義的」と非難した。

 ただ、民主党のオバマ前大統領も2008年大統領選の期間中に同山を訪れており、保守派からはトランプ氏攻撃で「人種カード」を多用する同党の「二重基準」との批判も出ている。

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