11月1日、「Number_i」が音楽番組『Venue101 Presents Number_i THE LiVE』(NHK)に出演し、圧巻のパフォーマンスで視聴者を魅了した。しかし、彼らの全国アリーナツアーにおけるステージ演出への“不満”が再燃。この「演出落差」がSNSで議論を呼んでいる。
Number_iが音楽番組『Venue101』で見せた躍動感あるパフォーマンス。ファンからはアリーナツアーのステージ構成への期待と疑問の声が上がっている。
NHK『Venue101』での圧巻のパフォーマンス
11月1日放送の音楽特別番組『Venue101 Presents Number_i THE LiVE』で、Number_iはアルバム『No.Ⅱ』からの7曲を披露。メンバーのステージ移動や観客とのQ&Aコーナーなど、ファンとの距離が近い特別なライブ構成で視聴者を魅了した。放送後、X(旧Twitter)では「30分7曲が秒でした」と絶賛の声が相次ぎ、パフォーマンスと演出は高く評価された。
アリーナツアー「No.Ⅱ」北海道公演でのファンの“不満”
しかし、この高評価とは裏腹に、一部ファンからは「なぜVenueであの構成ができ、ライブでは花道やセンステがないの?」との不満が噴出。これは10月11日から始まった全国アリーナツアー「Number_i LIVE TOUR 2025 No.Ⅱ」の北海道公演での出来事が発端だ。SNSでは、メインステージが一つしかない会場設定に多くのファンが落胆の声を上げていた。
旧ジャニーズ時代との比較と「演出落差」の背景
旧ジャニーズ事務所のKing & Prince時代、コンサートはメインステージに加え、センターステージや「花道」など、メンバー移動の多い多様なステージ設計が特徴だった。そのため、北海道公演では、遠い席のファンがNumber_iのパフォーマンスを間近で見られないことに不満が募り、「塩対応ライブ」という言葉も。音楽番組で実現した“近距離パフォーマンス”との落差を痛感するファンが少なくなかった。
「アイドルからアーティストへ」移行するNumber_iの挑戦
芸能記者は、アリーナとスタジオのステージ構成制約を認めつつ、「Number_iは2024年1月のデビュー以降、ヒップホップ路線に傾倒し、アイドルからアーティストへ移行中。ライブでも、アイドル時代と異なる演出が増えているのかもしれない」と指摘。この変化に馴染めない一部ファンとの間で、ステージ演出に対する期待と現実のギャップが生まれているようだ。
結論
『Venue101』での成功と、アリーナツアー演出への意見は、Number_iが「アイドル」から「アーティスト」へ進化する過程での挑戦と、ファンの複雑な心情を浮き彫りにする。11月5、6日には神戸でのライブが控えるが、Number_iが観客を魅了し、新たなアーティスト像を確立していく動向に注目だ。音楽性とファンの期待、両方を満たす演出への期待は高まる。
参考文献
- Smart FLASH (Yahoo!ニュース経由)
 
					




