まろやかさ、「波」に託して 福島の日本酒「海中熟成」

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 福島県喜多方市の「笹正宗酒造」は5日、岩手県陸前高田市で地域資源を使った商品開発などに取り組む会社「ぶらり気仙」とともに、陸前高田市の広田湾に100本の日本酒を沈め、約10カ月にわたる「海中熟成」を始めた。波の揺れで辛口の純米吟醸にまろやかさが加わることを狙う。

 東日本大震災の復興支援活動で出会った共通の知人を通じて実現した。720ミリリットル瓶の入ったケースを養殖いかだにロープでつるし、水深約10~15メートルの海中を漂わせる。熟成酒は両市の名前を引用して「喜TAKATA」と名付けて販売する。

 笹正宗酒造の岩田悠二郎社長(33)は「日本酒の熟成には未開な部分が多い。どんな味の変化があるのか楽しみだ」と声を弾ませた。

 海中熟成は岩手の日本酒やワインで実施済み。今回は福島の酒に加え、しょうゆも試す。

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