外務省は6日、米国の北朝鮮担当特別代表を兼務するビーガン国務副長官が9~10日の日程で来日すると発表した。北朝鮮や国家安全維持法が施行された香港情勢をめぐり、秋葉剛男事務次官らと協議する。
日本政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国からの外国人の入国を原則禁止としているが「対面での協議が必要」(外務省)として認めた。米国出国時や日本入国時にPCR検査を実施するほか、訪問先や会談相手を限定し、リスクを最小化するという。
ビーガン氏は来日に先立ち7日から訪韓する予定。韓国メディアによると、韓国外務省の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長らと会談する見通しだ。