神奈川・座間9人殺害、9月初公判 被告の責任能力も争点

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 神奈川県座間市のアパートで平成29年、男女9人の切断遺体が見つかった事件で、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)は6日、強盗強制性交殺人などの罪で起訴された白石隆浩被告(29)の裁判員裁判の初公判を9月30日に開くと明らかにした。弁護側は承諾殺人罪の成立を主張する方針で、責任能力の有無も争点となる。

 白石被告は30年9月に起訴された。証拠や争点を整理する公判前整理手続きは昨年4月から始まったが、被害者が多く、新型コロナウイルスの影響による中断もあって長期化していた。

 起訴状によると、座間市の自宅アパートで29年8月下旬~10月下旬、女性8人に乱暴した上、男性1人を加えた9人をロープで首を絞めて殺害し、現金数百~数万円を奪ったとしている。

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