【シネマプレビュー】「マルモイ ことばあつめ」

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 日本統治下の1940年代の京城(現ソウル)が舞台。当時、朝鮮半島の学校では“国語”として日本語が教えられていた。親日派の父親を持つ裕福な家庭の息子、ジョンファン(ユン・ゲサン)は父親には内緒で、朝鮮語の辞書を作るため各地の方言などを集める“マルモイ(ことばあつめ)”を始める。しかし監視と弾圧が厳しくなり…。

 監督は、「タクシー運転手 約束は海を越えて」の脚本を手掛けたオム・ユナ。日本人の目には、複雑な思いを抱かせる作品だ。ただ、非識字者の主人公(ユ・ヘジン)のコミカルな演技に救われる。

 10日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋などで全国順次公開。2時間15分。(啓)

★★★☆

 (★5傑作 4見応え十分 3楽しめる 2惜しい 1がっかり ☆は半分)

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