米失業保険申請131万件 減少続くも高止まり

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失業手当を受けるため長い列をつくる住民=6月、米ケンタッキー州(ゲッティ=共同)

失業手当を受けるため長い列をつくる住民=6月、米ケンタッキー州(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=塩原永久】米労働省が9日発表した4日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比9万9千件減の131万4千件だった。4月上旬までに一時600万件を超えた申請件数は、その後、減少を続けているものの、依然として高い水準となっている。

 給付を受け続けている失業保険受給者の総数は、6月27日までの週で69万8千人減の1806万2千人だった。

 失業率は4月に14・7%まで上昇したが、6月は11・1%まで改善した。同月は就業者数が480万人増と過去最多の増加幅を記録していた。

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