中国で豪雨被害が深刻化 死者・不明者141人、約3800万人が被災

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水位を下げるため放水する三峡ダム=6月29日、中国湖北省宜昌(新華社=共同)

水位を下げるため放水する三峡ダム=6月29日、中国湖北省宜昌(新華社=共同)

 【北京=三塚聖平】中国国営中央テレビ(電子版)は13日、中国南部など幅広い地域で6月から続く記録的な豪雨による洪水などで、これまでに27省市・自治区で延べ約3800万人が被災し、死者・行方不明者が計141人に上ったと報じた。建物2万8千棟が倒壊などの被害を受けたという。中国当局は今後も数日間は大雨が続く可能性が高いとして警戒している。

 豪雨による被害は、長江流域を中心に深刻化している。長江の中・下流や周辺の湖などで水位の上昇が続き、212の河川で水位が警戒ラインを超した。湖北省などで土砂災害も発生し、経済的な損失も拡大している。

 中国紙、湖北日報(電子版)によると、長江中流にある世界最大級の「三峡(さんきょう)ダム」では、下流地域での増水を抑えるため、放水量を減らしているという。

 習近平国家主席は12日、水害対策と災害救助を強化するよう「重要指示」を出した。国営新華社通信によると「最大の努力を尽くして、人民の生命と財産を守らなければならない」と強調し、軍などに積極的な対応を求めた。

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