コロナ基金でEU協議難航 南欧財政にオランダ不信感

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欧州連合(EU)非公式首脳会議に出席するオランダのルッテ首相=17日、ブリュッセル(代表撮影・AP)

欧州連合(EU)非公式首脳会議に出席するオランダのルッテ首相=17日、ブリュッセル(代表撮影・AP)

 新型コロナウイルスで打撃を受けた欧州経済の復興を巡って17日開幕した欧州連合(EU)非公式首脳会議で、創設が提案された巨額の復興基金が返済不要の補助金中心であることなどにオランダが猛反対し、協議は初日から行き詰まった。

 ミシェルEU大統領は首脳会議に計7500億ユーロ(約92兆円)の基金案を提示した。5千億ユーロが補助金で、残りが融資。資金は欧州委が事実上の共同債を発行して、市場から調達する。

 しかし、オランダのルッテ首相は、基金は融資中心にすべきだと主張。オーストリアのクルツ首相らも同調した。

 オランダは、各国が受け取った資金の使途や財政立て直しのための改革をめぐり、全加盟国の承認が必要だと主張。オランダに事実上の拒否権を与える形になるため、イタリアなどが反対した。(共同)

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