28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日比205ドル49セント安の2万6379ドル28セントで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は134・18ポイント安の1万0402・09。SP500種株価指数は20・97ポイント安の3218・44だった。
化学・事務用品の3M(スリーエム)などの四半期決算がさえず、投資家心理を冷やした。7月の米消費者信頼感指数が市場予想を下回り、景気の先行き懸念が広がったことも相場を圧迫した。
3Mのほか、ファストフードのマクドナルドも決算内容が嫌気されて売られた。医薬品のファイザーは大幅上昇した。(共同)