ヤフーの親会社のＺホールディングス（ＺＨＤ）は３１日、子会社を含む出資先の金融事業６社の社名とサービス名を「ペイペイ」ブランドに統一すると発表した。秋以降、順次名称を変更する。スマートフォン決済「ペイペイ」の利用者が拡大しており、名称を統一することで各サービスの認知度を高め、スマホ決済を軸とした連携を強化する。
ジャパンネット銀行は社名を「ペイペイ銀行」に変更。「ヤフー！保険」は「ペイペイ保険」にサービス名を変える。クレジットカードについては現行の「ヤフー！ジャパンカード」を継続しつつ「ペイペイカード」も展開する。
ブランド統一は証券、資産運用、外国為替証拠金取引（ＦＸ）の事業会社やサービスも対象。スマホ決済のペイペイの累計利用者は６月時点で３千万人を突破した。
