
「埋もれそうになっている小さな声を届けたい。そんな思いでニュースを伝えてきました」。
今秋、テレビ朝日の報道番組を卒業した長野智子さん。
キャスターを務めた20年半で感じた「テレビの変化」と「報道番組のジレンマ」とは?
ハフポスト日本版に寄稿しました。
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今秋、20年半お世話になったテレビ朝日の報道番組を卒業しました。あらためて番組をご覧いただいた皆様、取材でお世話になった方、そして関係者の皆様ありがとうございました。
テレビ朝日のアナウンサーではない私が20年半もの長い間、テレビ朝日一局だけに出演し、今回卒業という形をとったことは今どき珍しいことなのかもしれません。タレントさんが他局の番組、しかもバラエティ番組に出演しながらニュース番組のキャスターも務めるということは、今でこそ珍しいことではありませんが、20年前はまったく状況が異なっていたのです。