女性看護師が酒を飲んで運転し物損事故 岩手県立大船渡病院


 岩手県医療局は23日、同県立大船渡病院に勤務する20代の女性看護師が酒を飲んで車を運転、同県大船渡市大船渡町の道路に面した民家の庭に突っ込み、植栽や庭石を壊す物損事故を起こしたと発表した。

 事故が起きたのは20日午前2時ごろ。同市内の忘年会の2次会の帰りだった。19日午後7時半ごろから職場の忘年会があり、この女性看護師は大きめのグラスでビール3杯を飲み、午後11時ごろからの2次会で同じくビール5杯を飲んだ。

 20日午前1時ごろに2次会が終了、「運転代行業者を呼んだが、時間がかかるということで、自分で運転してしまった」という。民家の住人が警察に通報、駆けつけた警察官が呼気検査で基準値以上のアルコールを検出、検挙された。

 県医療局によると、女性看護師は20日の勤務後の午後9時に上司に報告、酒気帯びか酒酔い運転かはまだ確定していない。女性看護師は「被害をかけた方や、職場の同僚に非常に申し訳ない」と反省しているという。

 県医療局によると、職員が酒を飲んで車を運転して検挙されたのは4月以降3件目で「重大に受け止めている」(一井誠職員課総括課長)と陳謝した。



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