文政権の不動産政策、伏兵は中国人か…「江南など高級マンション購入」

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ソウル江南区開浦洞(カンナムグ・ケポドン)のマンション。[写真 サムスン物産]
ソウル江南区開浦洞(カンナムグ・ケポドン)のマンション。[写真 サムスン物産]

中国の富豪が各種不動産規制が出ている今年もソウルの高級マンションを購入して価格を支えていると、香港サウスチャイナモーニングポスト(SCMP)が20日報じた。SCMPは「文在寅(ムン・ジェイン)大統領はソウルの不動産価格上昇を抑える政策を進め、不確かな成功(dubious success)を得たが、江南(カンナム)とその他の地価が高い地域は(外国人不動産投資家に)依然として魅力的」と説明した。

ソウル高級マンション購入に対する中国富豪の関心は過去数年間に急激に増えたと、SCMPは伝えた。市場調査専門機関スタティスタ(Statista)によると、ソウルで住宅を購入した外国人のうち中国人の比率は2015年の32.5%から19年8月には61.2%に上昇した。5年間で比率が倍増したのだ。

実際、韓国鑑定院の月別資料を見ると、外国人の韓国不動産購買件数も増えている。2011年9月の472件から2020年9月には1836件に増えた。特に今年6月は2090件、7月は2273件と、統計上初めて2000件を超えた。

◆米国の韓国経済専門家「需要まだ多い」

米国の韓国経済研究院のカイル・ペリエ学術局長はSCMPのインタビューで、文在寅政権の不動産政策を紹介しながら根本的な問題は「需要と供給」と指摘した。ペリエ氏は「最近の4回の財政浮揚策と記録的な低金利状況で、ソウルのマンションは相対的に高い収益率を持つ安全な資産として注目されることになった」とし「ソウルは韓国の経済および文化ハブで、首都圏に人口と企業の半分が集中していて、住宅の需要は持続的」と話した。

ソウルで不動産仲介会社を運営するアリス・ヤム氏は「梨泰院洞(イテウォンドン)、漢南洞(ハンナムドン)、漢江路洞(ハンガンロドン)、方背洞(パンベドン)、城北洞(ソンブクトン)は韓国に暮らそうとする外国人に人気がある地域」と紹介した。

ヤム氏は「この地域の賃貸人の大半は海外の典型的な不動産賃貸システムに慣れていて、保証金なく12カ月分または14カ月分の先払い決済に応じる」とし「一般的に外国人は築10年以下の高層マンションなど新しい建物を好む」と説明した。また、外国人が暮らしやすい環境であり高い賃貸収益および資本利益が期待される龍山(ヨンサン)地域の不動産の購入を望む中国人など外国人は依然として多いと話した。

◆シンガポール投資会社、9月末に江南のビル4450億ウォンで買収

相次ぐ規制のため韓国人が傍観するソウル江南地域でも外国人の投資は続いている。瑞草区・江南区・松坡区(ソンパグ)の外国人建築物購入件数は7月(114件)と8月(123件)にむしろ増えた。昨年の場合、7月は67件、8月は90件だった。

欧州地域の機関投資家を対象とする経済専門雑誌IPEによると、シンガポール地域の不動産投資専門会社メイプルツリーは9月末、江南の20階建てオフィスビルを約4450億ウォン(約410億円)で買収し、韓国不動産資産ポートフォリオを増やした。

メイプルツリーグループのヒュ・ユン・ゴン最高経営責任者(CEO)は「世界の事業環境が不確かになっているが、ソウルのオフィス市場では依然として機会を見いだすことができる」と期待を表した。

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