韓経:食品標準「グローバル戦争」…韓国の「パックご飯」も国際規格推進

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韓国の「パックご飯」
韓国の「パックご飯」

世界的に国際食品規格採択競争が起きている。自国の生産品を基準に世界規格が決まれば輸出と貿易紛争時に有利な立場を占めることができるからだ。韓国はキムチ、コチュジャン(唐辛子味噌)、テンジャン(味噌)、高麗人参、海苔に続いてヘッパンなど「パックご飯」の国際食品規格登録を推進している。

20日、韓国農林畜産食品部によると、政府は最近、即席ご飯の国際食品規格登録のための提案書と規格草案を作成した。同部関係者は「パックご飯を生産するCJ第一製糖、オットゥギ、東遠(トンウォン)F&Bなど食品企業専門家の意見を取りまとめて提案書と規格草案を補完している」と話した。同部は規格草案作業が終わり次第、国際食品規格アジア地域調停委員会に書類を提出して登録手続きを踏む計画だ。

農食品部関係者は「まずアジア規格で登録した後、世界規格に格上げする形で推進するだろう」と話した。コチュジャンが2009年にアジア地域規格として登録されてから11年後の今月12日に世界規格に格上げされたことを考慮すれば世界規格採択までは相当な期間が必要だと関連業界は見ている。

農食品部部がパックご飯の世界規格化を推進する理由は、最近関連市場の競争が激化しているためだ。同部によると、日本や中国、タイなどご飯を食べる国を中心にパックご飯市場が拡大して輸出規模も拡大している。

韓国は2000年代に入って伝統食品を中心に国際食品規格の採択を推進している。同部によると、日本「キムチ(Kimuchi)」の国際規格化を阻止するために2001年韓国「キムチ(Kimchi)」を国際食品規格として登録した後、2015年高麗人参製品、今年コチュジャンなどを追加で登録した。テンジャンと海苔はそれぞれ2009年と2017年にアジア地域規格に選ばれた。

国際食品規格に選定されれば海外に該当の食品を輸出する時、非関税障壁が消えて輸出が増え、貿易紛争時に基準として使われると農林畜産食品部は説明した。実際に2015年国際食品規格に採択された高麗人参はその後輸出が大きく伸びた。2015年5925トンにすぎなかった高麗人参類の輸出量は昨年1万575トンへ、規模が2倍に増えた。同部関係者は「従来は薬剤に分類されていた高麗人参類が食品類として初めて認められて輸出が大きく膨らんだ」と話した。

キムチの世界規格登録は中国との紛争を解決する糸口になった。中国キムチの衛生基準改正に韓国が登録した国際食品規格が判断基準になったためだ。同部関係者は「キムチの規格に合うように中国の漬物野菜大腸菌群の基準改正を要求し、中国政府がこれを受け入れて中国産輸入キムチの衛生基準を強化することができた」と説明した。韓国農村経済研究院はキムチの世界規格採択以降、日本で「韓国キムチ」のブランド価値が590億ウォン(約55億円)から736億ウォンに増えたという研究結果を発表した。

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