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千葉県印西市の女性が3月から行方不明になっている事件で、県警は夫で会社員の小野陽容疑者（47）＝有印私文書偽造・同行使容疑などで逮捕＝を死体遺棄容疑で13日に再逮捕する方針を固めた。女性の殺害にも関与したとみて調べる。
捜査関係者によると、小野容疑者は3月、茨城県鉾田市内に女性の遺体を遺棄した疑いが持たれている。女性は同6日、千葉県成田市の勤務先を出てから行方が分からなくなった。女性が使っていた車は勤務先から約2キロ離れた公園で見つかり、車内から女性の血痕が確認されている。また、小野容疑者の車の中からも女性の血痕が見つかった。
県警は10月23日、女性名義の車検申請書を偽造して車を購入したとして、小野容疑者を逮捕。逮捕前の調べに、小野容疑者は「（女性を）殺して鉾田市の海岸に埋めた」などと供述していたという。県警は小野容疑者が利用していた車のカーナビの履歴などから、鉾田市の海岸付近を特定し捜索したが、遺体の発見には至っていない。小野容疑者は女性とは別居中だった。20年ほど前、群馬県警の警察官を務めていたことがある。【秋丸生帆】
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