IMF、今年のGDPで韓国が世界10位復帰する…2年ぶり

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国際通貨基金(IMF)は15日、「世界経済見通し報告書」で今年の韓国の国内総生産(GDP)規模が1兆5868億ドルで世界10位になると予想した。これは昨年の12位より2段階の上昇だ。韓国のGDPが10位圏に入ったのは10位となった2018年が直近だ。

昨年韓国を上回ったブラジルとロシアは今年それぞれ12位と11位にとどまると予想した。韓国は2004年と2005年に相次いで10位となってから2018年までは10位圏外に押し出されていた。

今年の韓国の10位奪還は新型コロナウイルス発の世界の景気低迷の影響が比較的少なかったことに伴うものだ。

IMFは今回の経済見通し報告書で今年の世界経済成長率をマイナス4.4%と提示した。

国別ではインドがマイナス10.3%、フランスがマイナス9.8%、ドイツがマイナス6.0%、イタリアがマイナス10.6%、スペインがマイナス12.8%、日本がマイナス5.3%、米国がマイナス4.3%、ロシアがマイナス4.1%、ブラジルがマイナス5.8%、メキシコがマイナス9.0%、サウジアラビアがマイナス5.4%、南アフリカがマイナス8.0%など、ほとんどがマイナス成長を予想した。

韓国も1.9%のマイナス成長が予想されたが、主要国の中ではプラス成長が見込まれる中国の1.9%を除けば良い方だ。

IMFは韓国の来年のGDPも1兆6741億ドルでやはり10位を維持すると予想した。

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