仏黒人暴行、警官4人を拘束 「われわれの恥」と大統領

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仏黒人暴行、警官4人を拘束 「われわれの恥」と大統領

【写真】暴行の様子を捉えた画像

 音楽プロデューサーのミシェル・ゼクレー(Michel Zecler)さんは21日夜、自身の音楽スタジオに入ろうとした際、警官らから数分間にわたり繰り返し殴られ、人種差別的な言葉を浴びた。この様子を捉えた動画はオンラインニュースサイト「ループサイダー(Loopsider)」により公開された。

 マクロン氏はソーシャルメディア上で出した声明で、事件を「許されない襲撃」だと批判し、動画は「われわれの恥だ」と言明。仏政府に対し、差別の撲滅に向けた対策案を立てるよう要請した。

 関係者はAFPに対し、男性警官4人が事情聴取のため27日に拘束されたと明らかにした。すでに停職処分を受けていた4人は現在、国家警察監察総監(IGPN)で拘束されており、検察は当局者による暴力と虚偽の証言の疑いで捜査を開始したという。

 検察当局によると、4人のうち3人には、集団での意図的な「人種差別的な動機による暴力」の疑いがかけられている。残る1人は暴行の疑いが持たれているが、人種差別の疑いはないという。【翻訳編集】 AFPBB News

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