米大統領選の激戦4州、テキサス州に猛反論 投票無効を求める訴訟で


米大統領選の激戦4州、テキサス州に猛反論 投票無効を求める訴訟で

書面はジョージア、ミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの4州が提出した。この訴訟はテキサス州のパクストン司法長官が提起したもので、4州で投じられた数百万票を無効とするよう求めている。前日にはトランプ米大統領が、最高裁に同訴訟への参加を申し立てていた。

ペンシルベニア州のシャピロ司法長官はテキサス州の訴訟について、「法律にも事実にも根拠がない」と指摘。「最高裁はこうした司法手続きの扇動的乱用を認めるべきではない。このような乱用は二度と繰り返してはならないという明確で紛うことのないシグナルを送るべきだ」とした。

ミシガン州のネッセル司法長官も同様に強い表現で訴訟に言及し、「ミシガン州での選挙は終わった。テキサス州は本件の当事者ではなく、ここで主張を展開するべきではない」と述べた。

そのうえで「今回の訴訟は前代未聞のものであり、事実面の根拠も正当な法的根拠もない」としている。

ジョージア州のカー司法長官は、連邦主義との関係により重点を起き、「テキサス州は一般化された不満を主張しており、(最高裁による)第一審管轄権の行使に必要な州対州の直接の争いを含んでいない」と述べた。

ウィスコンシン州のカウル司法長官も、今回の訴訟を「ウィスコンシン州や他の被告州の選挙への異例の介入」と位置付け、合衆国憲法では選挙は各州に委ねられていると指摘した。



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