そうか。州兵の中にトランプ支持者が紛れ込んでいる懸念があるのか。これだけ多く集めてしまったら、むしろその中にバイデンを狙う人物がいてもおかしくないじゃないか。共和党支持者あるいは共和党に投票した州兵を特定して就任式会場から遠い場所に配置できないかを検討しているようだ。3日前だというのにこの慌てようである。
Biden’s transition team has revealed there is a very real fear that members of the national guard who support President Trump might kill Biden during the inauguration so they’ve asked commanders to confiscate all ammo and magazines from the soldiers. See photo: pic.twitter.com/WUp8FKj0DZ
— @amuse (@amuse) January 17, 2021
3/ When I was in the Marines we were called to LA for the riots. We couldn’t carry ammo. All we had were empty M16-A2s and our humvees. https://t.co/Px5ZB2GsX7 pic.twitter.com/sDQAfVHyVj
— @amuse (@amuse) January 17, 2021
25,000人集めといて身元調査…何をやってるのか
この話は英語でワシントンDCの州兵について検索していた時に偶然ぶち当たった。該当ツイートを発見した後ニュース記事を探したらAFPが報道していた。FBIが25,000人もの州兵の身元を調査し始めたという。そもそも25,000人も集める方がおかしいんじゃないかと思えてくる。よほどバイデン陣営が臆病になっているのか、あるいはカナダ国境から人民解放軍のドローン大群が飛んでくるのか知らないが。
バイデン氏就任式警備の州兵、全員の身元をFBIなどが調査
1/18(月) 17:35配信 AFP=時事
【AFP=時事】米連邦捜査局(FBI)や米大統領警護隊(シークレット・サービス、US Secret Service)が、ジョー・バイデン(Joe Biden)次期大統領の就任式で警備に当たる州兵全員の身元調査を行っていることが分かった。ダニエル・ホカンソン(Daniel Hokanson)州兵総局長が17日、米CBSニュース(CBS News)に語った。
今月6日にドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領支持者らが米連邦議会議事堂に乱入した事件では、現役・退役の軍関係者が複数関与していたことが明らかになっている。
ホカンソン総局長は、警備任務のため首都ワシントンに到着した州兵らの身元を確認するかどうか問われ、「シークレット・サービスやFBIと協力し、やって来る人員全ての身元調査を行っている」と答えた。
ワシントンは現在、広域がまるで戦地の要衝を彷彿(ほうふつ)させる厳重警備下にある。中心部は有刺鉄線を張り巡らせたフェンスで封鎖され、約2万5000人の州兵が配備されている。【翻訳編集】 AFPBB News
この記事のコメント欄を見ると様々なことに気付かされる。現役の軍関係者や議員、警備関係者も関与したことで実現した1月6日の議会占拠。就任式でも同じことが起きない保証はない。州兵に裏切られればあっという間に就任式を占拠されてしまうかもしれない。その場合バイデンは大統領になれるのかどうかが関心事だが、なれないように計画を立てているのは言うまでもないだろう。万全すぎる警備は却って落とし穴を生みがちだ。エンドオブホワイトハウスみたいなことにならなければいいが。
カリフォルニア州軍の施設から戦闘用車両盗難が盗難される
もう一つ不安材料がある。カリフォルニア州軍の施設から軍用車両1台が盗まれたそうだ。何らかの計画に利用される恐れがある。映画さながらのテロ計画だとすれば”全米が震撼”どころではない。ダイハードのように危機を切り抜けられればいいが、あいにくブルースウィリスはマスク反対派でトランプ支持者だ。
米大統領就任式を前に州兵の戦闘用車両「ハンビー」が盗難
1/18(月) 16:59配信 ニューズウィーク日本版
<首都ワシントンや全米50州の州都では過激派の「武装デモ」やテロへの懸念が高まるなか、FBIは懸賞金付きでハンビーを追っている>
大統領就任式を前に暴動などへの懸念が広がるアメリカで1月15日、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外にある州兵の施設から装甲が強化された軍用車両ハンビーが盗まれる事件が起きた。
●車の特徴や登録番号を公開したFBIのツイートを見る
このハンビーは戦闘用で、事件を捜査しているFBIによれば12万ドルくらいの価値があるという。
FBIは車の特徴や車体につけられた登録番号などを公開して車の行方を追っている。発見につながる情報には1万ドルの懸賞金がかけられている。
FBIによれば、軍施設からの窃盗は連邦法に触れる行為で、最大で連邦刑務所での禁固10年の刑に処せられる可能性があるという。
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FBIによれば、大統領就任式前後に暴力的な事件が計画されていることを示唆する「インターネットでの会話」があったという。FBIは20日までにワシントンおよび全米の50州の州都で複数の集団が武装デモを行うと見られるとの注意喚起を何度も行っている。
一方何事もなく終わったとして、この集めた州兵は一体いつ撤収させることになるのかという疑問も生じる。何しろ25,000人である。在韓米軍とほぼ同じ人数だ。そのまま軍事政権になりやしないかという懸念もある。ネットの噂では1月20日から3月までは一時的に軍が国のトップとなり、3月4日にアメリカ連合国が復活してトランプが第19代大統領に就任するという奇怪な噂も流れている。バイデンが米軍の実権を確実に握るまではこの騒動が終わることはないかもしれない。