昨年韓国の外国為替取引額が小幅に減少したことがわかった。
韓国銀行が28日に発表した外国為替取引動向資料によると、昨年外国為替銀行の1日平均外国為替取引(現物・外貨派生商品取引)規模は528億4000万ドルとなった。これは前年の557億7000万ドルより5.3%減少した数値だ。
商品別では現物取引が203億2000万ドルで2.5%増加したが、外貨派生商品取引は325億2000万ドルで9.5%減った。
外国為替取扱銀行のうち韓国系銀行の外国為替取引額は5.0%、外資系銀行は5.5%減少した。
韓国銀行はこうした外国為替取引額萎縮が昨年1-3月期に短期急騰した為替相場がその後安定化し、外貨派生商品に対するリスク分散の必要性が減ったためと分析した。