韓国、3月1~10日輸出25.2%↑…一日平均基準の過去最高輸出額を更新

[ad_1]

先月に続き今月10日までの韓国の輸出額が3月基準で歴代最大の実績を出した。半導体をはじめ、自動車石油製品など主力産業が一様に販売好調を示したおかげだ。ここに昨年3月から本格的に拡大した新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による基底効果も重なった。

11日、関税庁によると、今月1日から10日までの輸出額は163億ドル(約1兆7669億円)で前年同期比25.2%増となった。昨年と今月上旬は操業日数(7.5日)が同じなので一日平均輸出額増加幅も同じだ。増加幅だけでなく絶対的な輸出額数値も高かった。特に一日平均輸出額(21億7300万ドル)でみると、3月基準としては過去最大実績だ。3月上旬に一日平均輸出額が20億ドルを越えたのは過去初めてだ。

品目別に見ると、半導体(25.2%)と乗用車(22.8%)などの主力製品はもちろん、石油製品(28.1%)・自動車部品(15.5%)・無線通信機器(8.0%)も増加をけん引した。

最近、世界的な供給不足を体験している半導体は現物価格中心に売値が急騰し、輸出上昇の勢いを引っ張った。自動車半導体を皮切りに、他の品目でも供給不足現象が続いていて「スーパーサイクル(長期好況)」に入ったという評価だ。

自動車も最近発売された新車が販売好調を示し、輸出額も同時に増えた。これまで振るわなかった石油製品は最近の景気回復期待感と原油価格上昇の影響で、他の主力製品に劣らない上昇を示した。

産業通商資源部のシン・ヨンミン輸出入課長は「1カ月全体の輸出としても、一日平均20億ドルを超えるのが容易ではないが、上旬までの記録だけで一日平均輸出額が20億ドルを越えたのは非常に良い数値」とし「最近好調の半導体・自動車などの主力産業はもちろん、最近まで不振に陥っていた石油製品など他の業種でも輸出が好転した」と説明した。

主要貿易国を対象にした輸出も増えた。中国(29.8%)・米国(39.4%)・欧州連合(62.0%)・日本(17.9%)・中東(6.2%)で前年に比べて大幅に上昇した。

ただし、最近の原材料価格の上昇が影響し、今月上旬の輸入も昨年と比較して11.7%(109億2000万ドル)増加した。エネルギー価格上昇の影響で、原油(16.4%)・ガス(96.9%)・石油製品(21.2%)で上昇幅が大きかった。また、機械類(40.7%)・精密機器(25.9%)・半導体(22.8%)の輸入も増えた。

[ad_2]

Source link