バッテリー市場で中国企業が躍進…韓国3社は「停滞」


今年1-3月期のグローバル電気自動車バッテリー市場で寧徳時代新能源科技(CATL)・比亜迪(BYD)・中航●(金へんに里)電科技(CALB)など中国勢が躍進を遂げた。反面、韓国のKバッテリー3銃士の市場シェアはすべて落ちた。

3日、エネルギー市場調査企業「SNEリサーチ」によると、1-3月期に世界に登録された電気自動車バッテリーエネルギー総量は47.8ギガワット時だったことが分かった。このうちCATLバッテリーは15.1ギガワット時で全体の31.5%を占めた。これは昨年同期(3.6ギガワット時)に比べて4倍以上増えた数値だ。グローバル占有率4位に入ったBYDは3.2ギガワット時で昨年同期(1ギガワット時)に比べて3倍以上増えた。BYDの昨年1-3月期市場占有率順位は7位だった。また、中国メーカーのCALBは昨年0.1ギガワット時から今年1.3ギガワット時に跳ね上がり、世界7位にランクインした。

韓国バッテリー3社の使用量も小幅で増加したが、中国勢と比較するとほぼ横ばいにとどまった。1-3月期に販売された全世界の電気自動車のうち、LGエナジーソリューションのバッテリーは9.8ギガワット時が搭載されたことが分かった。市場占有率は昨年1-3月期24.6%から20.5%に減少した。また、サムスンSDI・SKイノベーションも全体順位で1段階それぞれランクダウンする中で、市場占有率も小幅で下落した。

SNEリサーチ関係者は「中国電気自動車市場の回復傾向が今では急膨張といえるほど加熱しながら、多くの中国系メーカーが3桁数以上の勢いを見せた」とし「その間、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態の中でも善戦していた韓国メーカー3社は、今年に入って中国メーカーの大々的な攻勢にやや停滞している」と話した。



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