こんなことが許されるのか?中国の人民解放軍がコロナ治療薬のアビガンの特許を取得してしまったそうだ。中国でだ。日本発の治療薬にも関わらず、中国にその起源を奪われてしまったに等しいと言える。これで世界中でアビガンを使った外交を展開すれば目も当てられない事態になるだろう。
中国人民解放軍がコロナ治療薬として期待される「アビガン」の特許を取得 巧妙な手口に日本の関係者は危機感
5/27(木) 6:00配信 デイリー新潮
「用途特許」の罠
抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」は新型コロナにも効果が認められるとして、中国の人民解放軍が「用途特許」を出願、同国の国家知識産権局(CNIPA)が特許を認めたことが5月27日、デイリー新潮の取材で分かった。
特許に詳しい関係者が「中国のCNIPAは3月29日付でアビガンに関する『用途特許』を認めました」と明かす。
「中国国内で特許が成立したことは、中国語の文書で公告されています。人民解放軍が特許を申請するというのは極めて異例で、非常に驚きました。いずれにしても、中国国内の話にとどまるとは思えません。人民解放軍は世界各国で特許の権利を行使できるよう動いているはずです」
人民解放軍による用途特許が世界で認められたなら、当然ながら日本にも影響が及ぶ。最悪のシナリオとして、日本国内で新型コロナの治療にアビガンを使おうとしても、人民解放軍の“許可”が必要という事態になりかねない。
詳しくお伝えする前に、そもそもアビガンとはどんな薬か、用途特許とは何かという2点について説明させていただく。
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「特許の出願は、新型コロナウイルスが世界中に広がる前のことです。裏を返せば、中国が新型コロナのウイルスやデータを独占していた時期と言えます。実際、実験データは武漢のウイルス研究所から得られたもので、それを利用してアビガンの有効性を実証し、特許取得に結びつけたというわけです」(同)
中国の巧妙なところは、昨年2月、世界的な学術誌に特許の根拠となった実験データを発表したことだ。
「2月だと、人民解放軍が特許を出願していることなど誰も知りません。中国はデータの開示に積極的で、感染症対策に貢献しているという印象を世界に与えようとしたのでしょう。しかし特許を取得したとなると、学術誌は『中国が最も早く効果を確認した』という証拠にも使えます。こうしたことを中国は全て分かった上でやっていると見るべきでしょう」(同)
特許の世界には、特許協力条約(PCT)に基づく国際出願という制度がある。
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交渉は不可能!?
かつてアメリカは、特許は出願の順番ではなく、先に発明したほうに特許を認める「先発明主義」を採用していた。
「しかし、現在はアメリカも出願の順番を最優先にする『先願主義』に改めており、世界の趨勢も同じです。人民解放軍より先にアビガンの用途特許について申請を行った個人や組織が存在する可能性は低く、解放軍の国際出願は成立するのではないでしょうか」(同)
ちなみにPCT条約は、異議の申し立て方法を定めている。だが、人民解放軍の特許取得が覆される可能性は低い、と専門家は見ているという。
「厄介なのは、特許を取得したのが人民解放軍だということです。もし企業など民間組織が取得したのなら、交渉を行うことが可能です。特許の使用料を支払ったり、自社が持っている特許を無償で提供する代わりに、相手の特許も無料で使う“クロスライセンス”の契約について打診したりすることができます」(同)
ところが、人民解放軍が相手となると、全く勝手が違う。軍隊というより、中国という国家そのものと考えるべきだろう。
警告書が送られる日
「まさか人民解放軍が、特許料を稼ごうと申請したわけではないでしょう。むしろ、交渉が不可能な相手だと世界各国が簡単に理解できるよう、人民解放軍が申請を行ったのではないでしょうか。解放軍は国家の意思を体現し、『アビガンを新型コロナの治療に使うという特許の許諾が欲しければ、中国の言うことを聞け』と要求してくる可能性があります」(同)
それこそ中国にひれ伏せば、アビガンの特許利用は無償で許可するという“微笑外交”が行われてもおかしくないという。
「アビガンは富士フイルム富山化学の発明だ」と、富士フイルムホールディングスや日本政府が主張することは、もちろん可能だ。
とはいえ、人民解放軍が取得した特許が国際特許としても認められたとしたら、まさに“負け犬の遠吠え”でしかない。
「人民解放軍が国際出願を行っていたかどうかは、申請から18か月が経過すると明らかになります。アビガンの場合は7月末から8月にかけて詳細が分かるでしょう。中国側がタイミングを見計らい、人民解放軍から日本政府に『もし新型コロナの治療にアビガンを使った場合、特許を侵害する可能性があります』などという警告書が送付されたとしても不思議ではないのです」(同)
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なぜワクチンは認めてアビガンは認めないのか?
そんな・・・。アビガンは、人類の希望だと思います。
アビガンとイベルメクチン、この2つで今世界的に感染者が急速に減ってきている国がいくつもある。ところが中国はそのアビガンを奪い自国の手柄にしようとしている。
日本の治療薬なので、返してほしいです!日本が先に特許を取るべきです!
厚労省がいつまでも認めないからね。ワクチンを進めるのは結構なことだが、それと同時に治療薬も認めたっていいんじゃないのか?ワクチン接種者でも感染を100%防げるわけじゃない。
ホントですね・・・。変異株がもっと入ってきた時の事を考えて、用意しておいた方がいいと思います!
ワクチンは緊急使用承認できたんだから、アビガンも承認していいはずだよな。そうすれば全国の医者が治療の過程で堂々と服用させられる。まあ重症者であれば任意で服用させてるという話も聞くけど。
特許だけは、押さえてほしいですよね・・・。中国製のアビガンなんて、飲みたくない人が多いと思います!
富士フィルムと厚労省の不仲が理由としたら最悪
ネットユーザーの反応です!
・中国は、ホントに何をしてるんですか?他人が作った物を、堂々と使用しないで下さい
・コロナを拡散する前に、特許を申請していたのは図々しいです
・日本がもたもた?している間に、こうやってやられます
・日本で許可が下りなかったのは、中国が圧力をかけてたからですか?
・富士フィルムさんは、厚生労働省からの天下りを受け入れてないみたいです
・アビガンしか効かないウイルスがあって、ばら撒かれたらどうなりますか?
色々と最悪な事態が想定されるよな。中国が日本に圧力をかけられるとは思えないが、親中派議員によってストップがかかってたとしたら許し難い。天下りが原因ならもっとやばい。
陰謀論の世界では、アビガンを個人輸入した人もいるみたいです!でも、法律違反になってしまいますよね・・・。
密輸扱いかな?そこまでは分からないが。富裕層にとっては何億円積んででも欲しい物だろうから、数千円の治療薬を早く承認してほしいものだが。いまやレムデシビルなんて誰も使ってないよな。
確かに・・・。全然話題にならなくなってしまいました。
レムデシビル推しのジッチャマンがいかに当てにならないかがよく分かるね。まあこれを機に日本政府も真剣に事の重大さを理解することを望もう。