4月の韓日中バッテリー成績表は…中国が依然リード、韓国が追撃中

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中国CATLの角形バッテリー [CATL ホームページ キャプチャー]
中国CATLの角形バッテリー [CATL ホームページ キャプチャー]

今年の韓日中バッテリー戦争は中国が依然として優勢であることが分かった。SNEリサーチによると、4月の中国CATLの世界自動車用バッテリー供給量は6.2GWh(ギガワット時)と、全体(17.5GWh)の35.2%を占めた。また今年(1-4月)の累積供給量は21.4GWhと、世界市場シェアが22.5%だった。これは3月までの累積シェア(21.5%)より高い。

LGエナジーソリューションは1-4月に14.1GWhを供給し、累積シェア21.5%だった。同じく3月までのシェアより高かった。一方、パナソニックは1-4月のシェアが14.7%と、1-3月(16.7%)累積シェアより落ちた。パナソニックの減少分をCATLとLGエナジーソリューションが分け合ったということだ。

SNEリサーチは「中国市場の拡大が続き、多くの中国系企業が世界市場の平均を上回る成長率となった」とし「半面、世界3位のパナソニックをはじめとする日本企業は市場の平均を大きく下回る成長率となった」と明らかにした。

パナソニックの4月の不振は一時的という見方もある。パナソニックの主な供給先は米国で生産するテスラの電気自動車だが、テスラは主に四半期末に車を大量に販売するからだ。5、6月になればテスラの電気自動車出庫量が増え、同時にパナソニックのバッテリー供給量も増えるという見方だ。

ソジョン大のパク・チョルワン自動車学科教授は「パナソニック、LGエナジーソリューション、CATLがすべてテスラにバッテリーを供給しているが、パナソニックの物量が最も多い。LGエナジーソリューションとCATLはテスラ以外の電気自動車にも供給を増やして挽回したとみられる」と話した。

世界5位のサムスンSDI、6位のSKイノベーションも4月までの市場シェアが小幅増加または維持となった。SNEリサーチは韓国3社の成長は各社のバッテリーを搭載しているモデルの販売増加が主導したと明らかにした。LGエナジーソリューションは中国で生産するテスラ・モデルYをはじめ、フォルクスワーゲンID.3、ID.4などの販売好調が成長につながった。サムスンSDIはアウディe-tron、フィアット500eの販売増加を受けて使用量が増えた。SKイノベーションは起亜ニロEVと欧州で生産する現代車コナEVの販売増加が成長につながった。

4月の世界電気自動車バッテリー使用量は17.5GWhと、2019年の同月(5.7GWh)の3倍を超えた。SNEリサーチは「昨年、新型コロナの影響で冷え込んだ市場の需要が増え、10カ月連続で回復傾向を維持した」と説明した。続いて「昨年まで善戦した韓国バッテリー3社が今年、中国系企業の急浮上にやや劣勢となる状況」とし「中国市場の持続的な成長とCATLなど中国企業の欧州市場進出が本格化し、今後、世界バッテリー競争の環境がさらに激しくなるだろう」と予想した。

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