(CNN) 米ニューヨーク市クイーンズ区の住宅地で10歳の少年が銃で撃たれ死亡した事件で、ニューヨーク市警(NYPD)は8日、容疑者の男を逮捕した。
NYPDによると、ジョバン・ヤング容疑者(29)は殺人と銃の不法所持の罪に問われる見通し。現場ではもう1人、29歳の男性も撃たれたことから、さらに殺人未遂罪などでも起訴されるという。
亡くなったジャスティン・ウォレス君は5日、胴体部分を1発撃たれた。警察が出動した午後9時半すぎには意識がなく、搬送先の病院で死亡が確認された。もう1人の男性は肩を撃たれて別の病院へ運ばれたが、容体は安定している。
NYPDが6日に公開した防犯カメラの映像には、民家に近付いた人物が、この家に向かって外階段の手すり越しに約8回発砲した後、逃走する姿が映っていた。
デブラシオ市長によると、ジャスティン君は8日に11歳の誕生日を迎えるはずだった。同氏はツイッターを通し、「ニューヨーク市内で銃による殺人を犯した者は必ず逮捕され、罪に問われる」と強調した。