KOSPI(韓国総合株価指数)が終値を基準に2日連続で最高値を更新たのに続き、16日にKOSPIが5カ月ぶりに3270線を突破し、取引時間中の最高値を更新した。
この日午前10時29分現在、KOSPIは前日比16.18ポイント(0.5%)値上がりした3274.81で取引されている。この日のKOSPIは3259.06で取引が始まり、9時10分ごろ3270を超えた。その後3260台後半に落ちた指数は9時35分ごろ3270をまた突破し、3277まで上昇した。1月11日の取引時間中の最高値(3266.23)を5カ月ぶりに更新した。
最近はKOSPIの上昇ペースも速かった。10日から値上がりし、終値基準で4日間に約40ポイント上昇した。この2日間は終値基準の最高値も更新した。インフレと年内利上げの懸念の中でも株価が値上がりしている。
指数上昇は外国人投資家が牽引している。現在、外国人が1628億ウォンの買い越しである半面、個人(979億ウォン)と機関(680億ウォン)は売り越しとなっている。時価総額上位圏では現代車(1.27%)をはじめ、起亜車(0.68%)、サムスン電子(0.62%)が値上がりしている。
専門家は米国経済回復の期待感が国内証券市場に反映されているとみている。未来アセットのソ・サンヨン研究員は「最近、米国は実物経済が速いペースで回復し、経済正常化の動きを見せている」とし「輸出の比率が大きい韓国ではそれだけ対米輸出に対する期待感が膨らみ、国内株式市場に反映されている」と説明した。