2018年1月22日大雪時の様子
ウェザーニュース交通気象センターから9日(水)午前発表の気象による影響予測をお伝えします。
関東の南を低気圧が通過する影響で、明日10日(木)は東京でも大雪となる予想です。積雪も10cm前後予想されており、電車では運転見合わせ、高速道路では通行止めの可能性についての情報が発表されており、場合によっては多くの鉄道路線で計画運休が実施されるおそれもあります。
<鉄道>運転見合わせや計画運休の可能性も
鉄道の影響予測
関東甲信の路線を中心に大雪により、運転見合わせや間引き運転が行われる可能性があります。
10日(木)の首都圏は、朝は運行している路線があっても、午後以降は雪の強まりにより運転見合わせになる路線が多くなる見込みです。特に、関東西部や甲信エリアでは雪の量が多くなる見込みで、倒木や倒竹によっても運転見合わせになる路線が出てくる可能性があります。
また、積雪が多く予想されているため、影響は11日(金)まで及ぶことが考えられます。
すでに各鉄道会社から運行計画が発表されている路線もあります。場合によっては積雪が本格化する前から計画運休が実施される可能性があるので、電車を使っての移動を予定されている場合は、各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。
<高速道路>予防的通行止め実施の可能性も
高速道路の影響予測
10日(木)は大雪による積雪の影響で、関東甲信や東海地方の高速道路を中心に広範囲で通行止めとなるおそれがあります。雪の積もった道路を走行する際は必ずスタッドレスタイヤやチェーンを装着するようにしてください。
また、多くの雪が積もる予想のため、一般道でも通行止めとなったり、スタッドレスタイヤやチェーンを装着していても、運転が非常に難しくなることが考えられます。無理な運転はせずに、予定の変更が可能な方は検討するのがよさそうです。
また、雪が止んだ後も除雪作業により11日(金)も通行止めが長引くおそれがあります。
通行止めや規制などの情報は高速道路会社から発表されているものがあるので、最新情報を確認してください。
<航空>関東中心に欠航便多くなる可能性
航空の影響予測
10日(木)は関東を中心に空港でも多くの積雪が予想されており、大幅な遅延や欠航などの影響がでるおそれがあります。11日(金)午前中に関しても、除雪や機材繰りによる運航の乱れが残る可能性があります。
飛行機による移動を考えている方は、最新の気象情報を確認するとともに、航空会社から発表される運航情報にも注意してください。
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