渡辺明棋王、10連覇達成!史上4人目、タイトル通算30期にも到達 永瀬拓矢王座との激戦制す

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渡辺明棋王、10連覇達成!史上4人目、タイトル通算30期にも到達 永瀬拓矢王座との激戦制す

渡辺明棋王

【中継】渡辺棋王が10連覇を達成した一局

 渡辺棋王の健在ぶりを示すような10連覇だ。開幕から2連勝で一気に防衛に王手をかけていたところ、第3局は早い段階で形勢を損ねて永瀬王座に完敗。対戦成績では18勝6敗と大きくリードしているものの、研究の深さと粘り強さは棋界屈指である相手に対して、先手番から矢倉を選んで勝負に挑んだ。

 渡辺棋王が矢倉に、永瀬王座は中住まいで急戦を仕掛ける進行になると、中盤からは渡辺棋王が一歩リードする展開に。中継していたABEMAのソフト「SHOGI AI」でも勝率グラフは渡辺棋王側に傾いたものの、一手違えば一気に形勢が反転するような難解な終盤に突入し、検討を重ねた解説陣からも最終盤まで「これは激戦」「簡単ではない」という言葉が続いていた。それでも渡辺棋王は、難解な局面でも逆転を許さない勝負強さを発揮。生命力の強い永瀬玉を、なんとか捉えて勝ち切った。

 藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が現在最多の五冠となった今年度、渡辺棋王からすればヒューリック杯棋聖戦五番勝負で3連敗、ALSOK杯王将戦七番勝負で4連敗を喫し、厳しい現実を突きつけられることにもなった。それでも藤井竜王を追う1番手として挙げられるのは、やはりこの防衛でタイトル30期の大台に乗せた渡辺棋王であることは間違いがない。まもなく迎える来年度、タイトルに挑戦、自身がもつ二冠を防衛しようと思えば、また藤井竜王とぶつかることにもなってくる。「藤井時代」の到来と叫ばれ始める中、さらに将棋界を盛り上げるライバルとなるのは、やはりこの棋士だ。

◆タイトル獲得数ランキング

1位 羽生善治九段 99期 ※現役
2位 大山康晴十五世名人 80期
3位 中原誠十六世名人 64期
4位 渡辺明名人(棋王) 30期 ※現役
5位 谷川浩司九段 27期 ※現役
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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