「負けたとは思っていません」 2回目の死刑判決に被告はそう訴えた 川崎・老人ホーム連続転落死裁判

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殺害の動機は「煩わしくなった」

「負けたとは思っていません」 2回目の死刑判決に被告はそう訴えた 川崎・老人ホーム連続転落死裁判

FNNプライムオンライン

【画像】2回目の死刑判決でも今井被告は強気の姿勢を崩さなかった(画像11枚)

神奈川県警が様々な可能性を視野に入れて捜査する中、当時3人が死亡した時間帯に“夜勤職員”として、勤務していた一人の男が浮かび上がった。男の名前は今井隼人被告(29歳)。

事件が動いたのは、2016年2月15日。任意の事情聴取を受けた今井被告が「3人は僕が殺しました。理由は、僕が殺そうと思って殺しました。そこが事実です」と殺害を認める一連の供述を始めたのだ。

今井被告:会話が通じない、声を荒げるということがあった。事件の日に当直に入るにあたって、そういうことが煩わしくなった(精神鑑定書より)

FNNが入手した「精神鑑定書」に記載された事情聴取の内容には、今井被告が、入居者の暴力的な態度があったなどを挙げ、「またこんな人が入ってきたのかという気持ちがありました。だから殺したいという気持ちがありました」と殺意について自ら進んで説明する様子が、生々しく記されている。

一転、無罪主張も 一審で死刑判決

しかし、“犯行の自白”からほどなくして黙秘を始めた今井被告は、一審の横浜地裁の初公判では「何もやっていません」と一転して無罪を主張。その後、2018年3月22日に一審の判決が言い渡された。

横浜地裁は「まるで物でも投げ捨てるかのように転落させたものであって、人間性の欠片も窺えない冷酷な犯行態様」と指摘。また「罪を逃れるだけの不合理な弁解に汲々としており、反省の態度は微塵も窺えないのであって、更生の出発点にも立ち得ておらず、更生の可能性を期待できる事情は乏しい」と断じ、今井被告に死刑判決を言い渡した。

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