グロリオサの球根で食中毒、60代男性死亡 ヤマイモに似る


グロリオサの球根で食中毒、60代男性死亡 ヤマイモに似る

地下部を掘り上げたグロリオサ=厚生労働省ホームページから

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 同県衛生管理課によると、男性は6日、家庭菜園で採ったグロリオサの球根をすりおろして食べたとみられ、8日午前、男性宅を訪れた知人が死亡しているのを発見した。男性の体内からはグロリオサに含まれる化学物質「コルヒチン」が検出された。

 グロリオサはユリ科の植物で、球根はヤマイモと間違いやすく、下痢や嘔吐などの症状が出て、臓器の機能不全などで死亡に至ることもある。厚労省食品監視安全課によると、20年には鹿児島県の80代男性が死亡。21年3月には高知県の70代男性が食中毒になった。

 代表的な有毒植物の特徴は厚労省ホームページ「自然毒のリスクプロファイル」(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html)で確認できる。【杣谷健太】



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