和歌山県警本部
和歌山県警は23日、劣悪な環境で犬56匹を飼育し虐待したとする動物愛護法違反の疑いと、犬の死骸などを不法投棄したとする廃棄物処理法違反の疑いで、ドッグブリーダーで販売業今津健二容疑者(42)=同県白浜町=と父親の嘉信容疑者(80)=同=を逮捕した。
動物虐待摘発21年最多170件 劣悪環境で飼育するなど48件
また、共謀して不法投棄したとして廃棄物処理法違反の疑いで、元従業員相馬保雄容疑者(71)=白浜町=も逮捕。
動物愛護法違反での逮捕容疑は、2月28日に自宅敷地内の飼養施設で、犬56匹を排せつ物などが堆積した劣悪な環境で飼育し衰弱させ、けがや病気のある犬を適切に保護せず、虐待した疑い。