死体遺棄事件があった住宅(26日午前)
夫とみられる遺体を自宅に放置したとして、宮城県警亘理署は26日、亘理町、パート従業員の女(74)を死体遺棄容疑で逮捕した。
発表によると、女は2019年頃~今月25日の間、自宅に遺体を放置した疑い。同署は認否を明らかにしていない。
同署によると、女は夫と2人暮らしだった。「3年ほど前から夫を見ていない」と近隣住民から警察に通報があり、署員が和室で遺体を発見した。遺体は白骨化しており、目立った外傷は確認できないという。同署が遺体を司法解剖して身元や死因を調べている。
地区の町内会長の男性(69)は「近所と関わらない人なので、問題を抱えていると気づけなかった」と話した。