読売は分かっている…中国経済が間もなく崩壊するということを。ツイートの画像がダイレクトだ。
中国の4~6月期GDP、0・4%増に大きく減速…「年5・5%成長」の目標達成困難に
7/15(金) 14:26配信 読売新聞オンライン
【北京】中国国家統計局が15日発表した2022年4~6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比0・4%増だった。新型コロナ感染拡大による3月下旬~5月末の上海の都市封鎖(ロックダウン)で経済活動が停滞し、1~3月期の4・8%増から大きく減速した。政府が掲げる22年通年の目標成長率5・5%前後の達成は厳しくなった。
四半期統計の公表を始めた1992年以降で、初のマイナス成長に落ち込んだ20年1~3月期(6・9%減)に次ぐ低い水準となった。当時は武漢から中国各地への感染拡大に伴って都市封鎖が行われた影響が大きく、今回は中国最大の経済都市・上海で繰り返された。世界2位の経済大国の急減速は、サプライチェーン(供給網)を通じて日米欧の景気にも波及したとみられる。
足元の景気の動きを反映しやすい前期(22年1~3月期)比では2・6%の減少だった。4月は小売り売上高が前年同月比11・1%減、鉱工業生産指数が2・9%減となり、都市封鎖によって企業活動や工場の操業、市民生活が幅広く影響を受けた。ロシアのウクライナ侵略に伴う原材料価格の高騰も、企業業績の悪化や消費低迷につながった。
上海封鎖が解除された6月1日以降、各種の経済指標は急速に改善し、7~9月期のGDPはV字回復を予想する声が市場では多い。習近平(シージンピン)政権は、異例の3期目入りが見込まれる共産党大会を今年後半に控え、7~9月に財政出動を伴う大胆な経済対策で景気浮揚を図るとみられている。
ただ、3月上旬に通年成長率5・5%前後の目標が発表された際も、市場では達成は困難との見方が支配的で、上海封鎖の影響も織り込んでいない。大手国有銀行・中国銀行の予想は4・0%程度にとどまり、3・2%程度に落ち込む可能性もあるとしている。
習政権は当面、感染拡大を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を維持する構えだ。今年4月の約3万人から6月下旬に100人台まで減った中国本土の1日あたりの新規感染者数は、足元では増加傾向にある。都市封鎖が再び広がれば、経済回復に深刻な影響を与えることになる。
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成長率グラフの暴落が再開…中国人は現実を見ない
黒井グラフ画像を見れば分かるように、2020年初旬にロックダウンで成長率は大暴落してマイナスとなった。だがその後約2年間はロックダウンが一切なく、ゼロコロナを成功させて急回復を遂げた…かに見えた。今年3月の上海ロックダウン直前までは。そして再び暴落がやってきた。わずか3カ月半で中国経済は後戻りができなくなった。
黒井上海に至っては2桁台のマイナス成長となってしまった。ロックダウンの影響力の大きさを思い知ることになった。何よりこうした記事にろくにコメントがつかないことが、中国人の理想と現実の乖離を露呈させているようだ。
上海・北京両市、第2四半期はマイナス成長 「ゼロコロナ」響く
7/15(金) 13:56配信 ロイター
[北京 15日 ロイター] – 中国国家統計局が15日公表したデータによると、上海と北京両市の経済は第2・四半期に前年比で共にマイナス成長となった。中国の「ゼロコロナ」政策が響いた形だ。
国内31省・自治区・直轄市のうち、両市を含む5地域の経済が縮小。上海市は13.7%のマイナス成長となり、省級行政区の中で最大の落ち込みを示した。市全域で実施した新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が響いた。
上海の都市部失業率は同期に12.5%に急上昇し、省級行政区で最悪となった。中国全体の5.8%を大きく上回った。
上海の消費者物価上昇率は3.9%と、中国全体の年間目標である3%を上回った。
首都北京市の経済は、スポーツジム、レストラン、公共交通機関の一部が閉鎖されたため、2.9%縮小した。
工業化が進み、経済規模で国内2位の省となっている江蘇省は1.1%縮小。その他の地域では、国内観光客に人気のある海南省がマイナス2.5%、東北部の吉林省がマイナス4.5%となった。
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