国際観艦式 韓国招待に自民内で異論も 「いまだに韓国側からのけじめがつけられていないから」辛坊治郎解説


【映像】韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射の瞬間

国際観艦式 韓国招待に自民内で異論も 「いまだに韓国側からのけじめがつけられていないから」辛坊治郎解説

自衛隊機への火器管制レーダー照射の翌年、G20出席のため、関西空港に到着した韓国の文在寅大統領。2019年6月27日 写真提供:産経新聞社

辛坊)自民党保守派の間での評判は極めて悪いみたいですね。なぜかというと、2018年に韓国海軍駆逐艦から海自哨戒機が火器管制レーダーを照射された問題で、いまだに韓国側からのけじめがつけられていないからです。火器管制レーダーの照射は要するに「ロックオン」です。しかも、その場所が日本の排他的経済水域の中でした。日本側からミサイルを撃たれて反撃されても文句を言えない行為ですよ、

火器管制レーダーの照射には、当時の文在寅(ムン・ジェイン)政権の支持の下、意図的に行ったのではないかという疑いがあります。日本側は強行に抗議しましたが、韓国側は言い訳にもならないことを言ってきました。そうした中で前回の観艦式が行われましたが、日本側としてはいくらなんでもそんな状況下で招待するのは無理だということになりました。それから3年たち、けじめについては何も変わっていませんが、韓国の政権は代わりました。そこで、政権が代わったのを機に招待するということになったわけです。

国際観艦式は西太平洋海軍シンポジウムに合わせて開催されます。慣例的にシンポジウムに加盟している全ての国が観艦式に招待されます。ちなみに、ロシアも加盟していますが、ウクライナ侵攻中ですから、さすがに今回は招待されません。



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