Reuters
著名なアップルのアナリストが、iPhone 14 Plusの予約数が低調であることは、アップルの戦略の失敗を著していると指摘した。
iPhone 14 とiPhone 14 Plusは発売時に在庫があり、需要が低いことを示しているという。
より大きなiPhone 14 Plusは、小さめのiPhone 13 miniの代わりにラインナップに追加された。
アップル製品の著名アナリストであるミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)はブログで、iPhone 14 とiPhone 14 Plusの予約数は同社の戦略の失敗だと指摘した。
アップルは先日、新しいiPhone 14シリーズを発表した。2022年9月9日から予約が開始されたiPhone 14 とiPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxはすでに9月16日に発売されており、iPhone 14 Plusは少し遅く、10月7日に発売される。
アップルはこれらの予約数について公表していない。だが、台湾のTF International Securitiesのアナリストで、アップルについての優れた予測の実績があるクオは、予約状況についての初期の指標を調べることで、需要のばらつきを把握したという。
注目すべきは、アップルが標準のベースモデルと、大きめの「Plus」を提供することを選んだことだ。これは、標準サイズと「mini」サイズを入手できたiPhone 13からの戦略の変更だ。
在庫状況や出荷見込みを考慮し、彼はiPhone 14 Pro MaxとiPhone 14 Proについて、それぞれ「良い」、「ふつう」の結果になるだろと述べた。だがiPhone 14とiPhone 14 Plusの2モデルについては「悪い」という。
クオはiPhone 14 Plusについて、予約数が予想よりかなり少なく、アップルの製品セグメント戦略の失敗だと語っている。
アップルの広報はInsiderからのコメント要請に対し、回答しなかった。
Britney Nguyen