ロシア軍は招集者に再訓練を施すリソースがなく、防寒着の自費購入も要求

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露独立系メディアは「ドンバスに送られようとしている動員された人々は訓練を1日しか受けていない」と報告、英国防省も「ロシア軍は訓練教官として機能するはずだった部隊までウクライナに投入済みで問題を引き起こしている」と発表した。

ロシア軍は「レベルの低い訓練」しか受けていない徴兵経験者を「再訓練なし」にウクライナへ派遣するつもり

ロシアのショイグ国防相は動員される30万人について「適切な訓練を受けてから特別軍事作戦に参加する」と説明していたが、露独立系メディアのMediazonaは25日「リペツク州で22日に動員された人々はバスでベルゴロド州に運ばれ、適切な医療チェックもなく訓練も1日だけ実施してドンバスに送られようとしている」と報告している。

ロシア軍は招集者に再訓練を施すリソースがなく、防寒着の自費購入も要求

出典:Mil.ru/CC BY 4.0

英国防省も26日に発表した戦況報告の中で「多くの西側諸国とは異なりロシア軍には専門の訓練施設がなく、指定された実戦部隊の中で新兵にレベルの低い初期訓練を提供している。各旅団(通常は3個大隊編成)は作戦に派遣される場合でも1個大隊が駐屯地に残り『新兵や増員兵を訓練する教官役を務める』のが通例だが、ロシア軍はウクライナとの戦いに3つ目の大隊を派遣している」と指摘、つまり現在のロシア陸軍には何年も兵役から離れていた30万人もの予備役を再訓練するリソースが無いという意味だ。

このような状況下で動員を急いだ結果「招集されたロシア人の多くは最小限の装備を支給されただけで前線に配備される可能性が高く、高い消耗率に悩まされるだろう」と英国防省は付け加えている。

ロシア軍は招集者に再訓練を施すリソースがなく、防寒着の自費購入も要求

出典:Ministry of Defense of Russia

因みにウクライナ軍参謀本部は「各地からベルゴロド州に集められた招集者は防寒着などを自費で購入するよう要求している」と明かしており、ロシア軍は訓練の教官役だけでなく「招集者に支給すべき基本的な装備品」も不足しているのだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Ministry of Defense of Russia

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