韓国が天武288輌をポーランドに輸出、約9,000億円の契約を19日に締結

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韓国政府の関係者は17日、多連装ロケットシステム「天武」のポーランド輸出に関する契約を19日に締結すると明かし、輸出量は288輌で契約総額は61億ドル=約9,000億円に達するらしい。

天武の輸出で今年の売上高は210億ドルに到達、残りの取引が決まれば250億ドル(約3.7兆円)を突破する可能性もある

ポーランドはブラスザック国防相は「韓国から多連装ロケットシステム「天武(K239 Chunmoo)」を300輌導入する」と明かしていたが、韓国政府の関係者も「19日にポーランドと輸出の枠組みを定めた契約を締結する」と述べており、契約総額は61億ドル(天武×288輌と各種弾薬×2万3,000発)に達すると現地メディアは報じている。

韓国が天武288輌をポーランドに輸出、約9,000億円の契約を19日に締結

出典:Polish Ministry of National Defense

つまりブラスザック国防相が19日に署名するのは「基本的なフレームワーク(枠組み)を定めた合意書」で正式な輸出契約書ではないが、これはK2、K9、FA-50の時と同じアプローチなので「天武のポーランド輸出が確定する」と言っても過言ではなく、正式な契約は11月中にハンファと締結するらしい。

因みに米DefenseNewsは数日前「韓国防衛産業界の売上高は既に150億ドルに達しているため、オーストラリア、マレーシア、ノルウェー、サウジアラビアなどの取引が決まれば200億ドルに到達するかもしれない」と報じていたが、天武の輸出で今年の売上高は210億ドルに到達、残りの取引が決まれば250億ドル(約3.7兆円)を突破する可能性もあり、暫く新規の契約が途絶えたとしても十分な仕事量を確保した格好だ。

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韓国とアラブ首長国連邦が導入した天武はHIMARSのGMLRS弾に相当するGPS誘導の239mmロケット弾(射程80km)、ATACMSに相当するKTSSM-I(400mm弾道ミサイル/射程180km)とKTSSM-II(600mm弾道ミサイル/射程290km)が用意されており、GMLRS弾の射程拡張弾=ER GMLRS弾に相当する新型ロケット弾(射程160km~200km)の開発も進行中で、攻撃手段の多彩さはHIMARSに匹敵する。

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※アイキャッチ画像の出典:Public Domain

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