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プーチン大統領がドネツク、ルハンシク、ザポリージャ、ヘルソンに厳戒令を導入すると発表、ウクライナと国境を接するベルゴロド州、ブリャンスク州、ヴォロネジ州、クルスク州、ロストフ州、クラスノダール、クリミアでも警戒レベルが引き上げられる。
プーチン大統領が署名した厳戒令に連邦議会が承認を与えれば20日午前0時に導入される予定
ロシア軍占領下のヘルソン当局は18日夜、ウクライナ軍の大規模な攻撃が迫っているためドニエプル川北岸地域のベリスラフスキー地区、ベロゼルスキー地区、スニケリフカ地区、アレクサンドロフスキー地区からの南岸地域に組織的な住民避難を行うと発表したが、プーチン大統領も19日にロシア連邦領に併合した新領地に厳戒令を導入すると発表した。
プーチン大統領は19日に開催された安全保障会議で「キーウ政権はドネツク、ルハンシク、ザポリージャ、ヘルソンに住む市民の選択や和平交渉の提案を拒絶した。ネオナチは市民生活に不可欠な施設への攻撃、地方行政関係者の暗殺などテロ攻撃を公然と行っている」と説明し、ロシア連邦領に併合した4州への厳戒令を導入を決定した。
プーチン大統領が署名した厳戒令に連邦議会が承認を与えれば20日午前0時に導入される予定で、当該地域の州知事達は「市民防衛に必要な措置」や「軍の防衛ニーズを満たすための権限」が与えられ、必要な行政手続きが大幅に簡素化されるらしい。
ウクライナと国境を接するベルゴロド州、ブリャンスク州、ヴォロネジ州、クルスク州、ロストフ州、クラスノダール、クリミアでも警戒レベルが引き上げられ、当該地域の州知事達は公共施設、軍事施設、インフラ設備などの警備強化、自由な移動の制限、車輌の検査、一時的な市民の避難、輸送や通信分野のリソースを防衛目的に転用することが出来るようになる。
さらに中央連邦管区や南部連邦管区の地域も警戒レベルを引き上げる準備に入るようプーチン大統領は指示している。
因みにドニエプル川北岸地域からの避難民の数は5万人~6万人と推定されており、南岸地域への避難には約1週間かかると報じられている。
追記:ウクライナ政府は厳戒令の導入で「ロシアは当該地域のウクライナ人財産を合法的に略奪しようとしている」と述べている。
ロシア軍占領下のヘルソン当局、ドニエプル川北岸からの住民避難を正式発表
※アイキャッチ画像の出典:Kremlin.ru/CC BY 4.0
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